2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

11月20日午後6時17分から放送のメーテレ「UP!」に生出演しました。

高齢社会になり、親の世代は子供に介護を期待します。ところが、子供はそれぞれ事情が異なります。 長男の嫁が介護を拒否して家を出るケースもあって、それがトラブルの元になることもあります。「相続トラブルは財産の多い少ないに関係有りません。誰の身に…

ケース3(長年介護してきた労に報いてほしい)

長年、病気で寝たきりあった父が、看病の甲斐なく 平成18年1月3日に死亡しました。父の遺産分割手続にあたり、知り合いの司法書士を尋ねたところ、平成8年5月6日に長男である裕一郎さんが死亡しており、そのお子さん2名が代襲相続人として幸子さんと…

ケース2(熟慮期間(3カ月)を過ぎた相続放棄)

父が、6カ月前に亡くなりました。葬儀等の手続に忙殺されて、賃貸住宅住まいでめぼしい財産も無かったため、父が遺した財産については全く調査していなかったのですが、最近やっと落ち着いたので調べてみると、やはりプラスの財産はありませんでした。相続…

ケース1(2次相続で長男(先妻の子)の相続分がない!)

父正雄は、長男一郎が3歳の頃に先妻と死別した。 その後、美子が後妻となり、長女花子が誕生した。 一郎と花子は、兄弟として分け隔て無く育てられ、共に成人してそれぞれ家庭を持っている。 平成10年5月10日に、父正雄がガンで病死し、遺された遺産1…

任意後見制度の課題と専門家としての執務姿勢

1.任意後見制度の現状 2000年4月1日に「任意後見契約に関する法律」が施行されて,6年半が経過しました。 最高裁判所事務総局家庭局「成年後見関係事件の概要」によれば,2005年度の任意後見監督人選任の審判の申立件数は291件(前年は243…